『最後の背中』

父は亡くなる2年くらい前から腰痛に悩まされていました。

今から思うと肝臓が弱っていてそこから来る痛みだったのだと思います。
   
   
父は京都の私の友人の整体の先生のところに毎月通って来ていました。
時々、様子を見に行っても、寡黙だった父とは一言二言交わすだけでした。
   
  
ある日、駅の階段がキツイという父をエレベーターまで案内した別れ際、
ふと、たまには焼き鳥でも誘ってみようか・・
と振り返ったとき、エレベーターに乗り込む父の背中が見えました。
   
  
人混みに紛れていく後姿に
まあ、いいか・・、また今度で・・・・・。
    
  
実はそれが父との最後になりました。
  
そのあと、私が病気になり約一年間の入院、
その間に父は脳内出血で突然亡くなりました。
  
叶えられなかったせいか、20年経った今でもあの父の後ろ姿を思い出す時があります。
なぜ、あの時、声をかけなかったのか・・・
なぜ、次があると思ってしまったのか・・・
  
 
私たちは明日は来るものと思って生きています。
過去に命の期限を経験した私でさえも。
  
 
どれだけ尽くしても完璧な最期はないのだと思います。
それでもたった一つでも最期の時を決めておくことができれば、
それは自分のためだけではなく、残される人の人生を支えることになるかもしれません。
   
 
    
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